『ヒストリエ』が好きな人におすすめの漫画5選

『ヒストリエ』の読者は、たぶん全員が同じ悩みを抱えています。続きがなかなか出ないのです。既刊12巻を読み返すのも良いですが、あの「知性で生き延びる主人公」と「静かに置かれる残酷さ」の組み合わせに近い作品は、実は他にもあります。アニメ放送(2027年1月予定)までの待ち時間に読む5作品を、近い順に選びました。

情報更新日: 2026/08/09

  1. 1. ヴィンランド・サガ

    幸村誠

    史実の記録に残る実在の人物の「記録に残らない部分」を想像力で埋める、という作り方がヒストリエと同じ作品です。ヴァイキングの時代を舞台に、暴力の只中で「本当の戦士とは何か」を問い続けます。岩明均と幸村誠、寡作と多作の違いはあれど、歴史に向き合う誠実さは同種です。

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  2. 2. 天幕のジャードゥーガル

    トマトスープ

    「知恵だけを武器に権力者のそばで生きる」というエウメネスの構図を、13世紀モンゴルの女性奴隷に置き換えた作品です。ヒストリエの読者が待ち時間に読む一冊として、これ以上噛み合うものはないと思います。まだ6巻なので追いつきやすいのも利点です。

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  3. 3. キングダム

    原泰久

    同じ古代の戦争を、正反対の温度で描いた作品です。ヒストリエが個人の知略を静かに積むなら、こちらは国と軍団のスケールで燃やす大河。エウメネスの視点で戦場を見たあとにキングダムを読むと、「歴史漫画の幅」そのものが体感できます。

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  4. 4. 大奥

    よしながふみ

    歴史の「もしも」を一つ置いて、そこから制度と人間を精密に演算していく作品です。ヒストリエの「史実の隙間を埋める想像力」と大奥の「歴史を組み替える想像力」は方向こそ違いますが、どちらも歴史を素材にした思考の遊びとして一級です。全19巻で完結済みです。

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  5. 5. ベルセルク

    三浦建太郎

    歴史ものではありませんが、「静かに置かれる残酷さ」の系譜としてここに置きます。中世的な世界の底で運命に抗い続ける物語で、ヒストリエの少年時代のエピソードが持つあの冷たさに耐性がある読者なら、本作の重さも受け止められるはずです。

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