あらすじSynopsis
(ネタバレなし)(no spoilers)Synopses and notes are in Japanese — ideal reading practice if you're learning the language.
人口千三百人の外場村で、夏の終わりから住人が次々に死んでいきます。医師の尾崎敏夫は流行り病を疑いますが、村を侵していたのは病ではありませんでした。共同体が内から崩れる物語です。
キュレーターノートCurator's note
怪異が村を襲う話として始まりますが、半分を過ぎたあたりで話の重心がはっきり移ります。村を守るために人間側が始めることが、襲ってきた側の行為とだんだん見分けがつかなくなる。この反転が『屍鬼』の本体で、ホラーというより共同体の話として記憶に残ります。原作は小野不由美の長編小説で、漫画版は藤崎竜が作画を担当しました。線の濃さと人物の顔の強い癖は好みが割れるところですが、村人が一人ずつ描き分けられているおかげで、誰が欠けたのかが読者にも実感として伝わる作りになっています。全11巻で完結しており、この棚では長すぎず短すぎない分量です。
こんな人には向かないかもMight not be for you if
主人公が明快に善で、倒すべき敵が明快に悪である構図を求める読者には向きません。襲う側にも生きるための理屈があり、村を守る側の行動も途中から正当化しづらくなります。誰にも感情移入できない時間があることを前提にしてください。
どこまで読めば良さが分かるかHow far to read
序盤は村の人間関係と死亡者の記録が淡々と積まれるので、動きが遅く感じます。医師が死因の不自然さを掴む3巻あたりから構図が反転しはじめ、後半は村側の対応が主題になります。全11巻とホラー棚では中くらいの長さで、藤崎竜の絵の癖が強いため、1巻の試し読みで絵が受け入れられるかを先に確かめるのが確実です。
購入できるストアWhere to buy
PR リンク先での購入により、当サイトが報酬を受け取る場合があります。価格・在庫は各ストアでご確認ください。We may earn a commission from purchases made through these links. Please check the store for current price and availability.
海外から購入するBuy from overseas
日本国外からの購入・閲覧に対応したストアです。These stores are accessible from outside Japan.
試し読みあり📖Free preview📖
日本国内で購入するBuy in Japan
DMMブックスで読むRead on DMMブックス 電子Ebook試し読みあり📖Free preview📖
たくさん読むなら「読み放題」Read a lot? Try unlimited
月額で対象作品が読み放題。対象かどうかはBOOK☆WALKERでご確認ください(日本国内向け)。Monthly unlimited reading on eligible titles. Availability varies — check on BOOK☆WALKER (Japan account required).
BOOK☆WALKER 読み放題を見るSee BOOK☆WALKER Unlimitedストア比較Compare stores
| ストアStore | 形式Format | 対応地域Region | PRリンクAffiliate |
|---|---|---|---|
| Rakuten Kobo | 電子書籍Ebook | 海外Overseas | ありYes |
| DMMブックス | 電子書籍Ebook | 日本Japan | ありYes |
| BOOK☆WALKER | 電子書籍Ebook | 日本Japan | ありYes |
| Amazon Kindle | 電子書籍Ebook | 日本Japan | なしNo |
よくある質問FAQ
情報確認日: Verified: 2026/07/20
- 屍鬼は完結していますか?何巻まで出ていますか?
- 全11巻で完結しています。ジャンプスクエアで2008年から2011年まで連載されました。電子版も全11巻が各ストアで配信されています。
- 小説版やアニメとは内容が違いますか?
- 原作は小野不由美の小説(1998年刊)で、この漫画版は藤崎竜が作画を担当した別媒体化です。2010年にはアニメ版も放送されました。大筋は共通ですが、漫画版は藤崎竜による人物造形とコマ運びが独特で、同じ話でも印象がかなり変わります。
- ホラーが苦手でも読めますか?
- 驚かせる演出は少なめで、怖さは状況が静かに悪化していくことから来ます。ただし後半には村側による処置の場面があり、直接的な残酷さはそこで強くなります。幽霊やショック演出が苦手な人より、人間の集団的な暴力が苦手な人のほうが読み進めにくいと思います。