2010年代のおすすめ漫画23選23 recommended manga from the 2010年代

2010年代に連載が始まった漫画を探す人の多くは、すでにアニメでその作品を知っています。この棚の23作品は、すべてアニメか実写で映像化されているからです。だから選ぶときの問いは「面白いかどうか」ではなく「アニメの続きは何巻からか」「原作は何巻で終わるのか」になります。完結17作・連載中6作という内訳なので、結末まで読み切る前提でも選択肢は十分にあります。

2010年代の漫画の選び方

情報確認日: 2026/08/17

1990年代や2000年代の棚が「読み逃した名作を掘る」ための棚だとすれば、2010年代の棚は「映像で知った作品の続きを買う」ための棚です。ここでは、その順番で並べていきます。

まず、アニメの続きから読む場合の目安です。『アオアシ』(2015年開始・全40巻)はSeason1が原作12巻あたりまでなので、続きは13巻前後から。Season2が2026年10月4日からNHK Eテレで放送予定(全24話)なので、放送前に全巻読み切ることもできます。『東京卍リベンジャーズ』(2017年開始・全31巻)は第3期「天竺編」が原作21巻までにあたり、続きは22巻から。第4期「三天戦争編」が2026年10月放送予定です。『スキップとローファー』(2018年開始・既刊13巻)はアニメ1期が原作4巻の文化祭までで、続きは5巻から。『ワンパンマン』(2012年開始・既刊37巻)はアニメ3期の第1クールが原作17巻途中の怪人協会編にあたり、第2クールは2027年放送予定です。『約束のネバーランド』(2016年開始・全20巻)だけは事情が違って、第2期が原作を大きく省略しているため、1期を見たあとは原作6巻から読み直すのが自然です。

「アニメは見たけれど、原作が長いのは困る」という人への回答がこの年代には揃っています。短い順に『僕だけがいない街』全9巻、『甘々と稲妻』全12巻、『地獄楽』全13巻、『サマータイムレンダ』全13巻、『ダンジョン飯』全14巻、『五等分の花嫁』全14巻。いずれも完結済みで、週末に読み切れる分量です。長編の名作が並ぶ年代ですが、この層があることが2010年代の棚の使いやすさになっています。

ミステリーとどんでん返しの当たり年でもありました。『僕だけがいない街』(2012年開始・全9巻)は事件のトリックではなく「あのとき救えなかった同級生との時間」をやり直しに行く話、『約束のネバーランド』(2016年開始)は孤児院の真実が1話で反転する脱出劇、『サマータイムレンダ』(2017年開始・全13巻)は巻き戻る回数に限りがあるループものです。3作とも時間の制約が緊張を作る構造で、すべて完結しているので結末まで読めます。趣きが違うのは『ミステリと言う勿れ』(2016年開始・既刊16巻)で、こちらはトリックより主人公の語りが本体です。

長期のアクションと競技ものも、この年代に集中しています。ジャンプ系では『僕のヒーローアカデミア』全42巻(2014年開始)、『呪術廻戦』全30巻(2018年開始)、『チェンソーマン』全24巻(2018年開始)、『鬼滅の刃』全23巻(2016年開始)。競技ものは『ハイキュー!!』全45巻(2012年開始)と『アオアシ』全40巻(2015年開始)が完結済みで、『ブルーロック』(2018年開始・既刊40巻)が連載中です。同じサッカーでも、アオアシが認知と戦術で読ませるのに対してブルーロックはエゴを勝利条件に据えており、方向は正反対です。

まだ続いているのは6作です。『ブルーロック』既刊40巻、『ワンパンマン』既刊37巻、『SPY×FAMILY』既刊17巻、『薬屋のひとりごと』既刊17巻、『ミステリと言う勿れ』既刊16巻、『スキップとローファー』既刊13巻。刊行ペースには差があり、『ミステリと言う勿れ』は近年8〜9ヶ月に1冊です。追いかける前提で買うなら、この差は知っておいて損がありません。

買う前に確認しておきたいことが3つあります。『東京喰種トーキョーグール』(2011年開始)は全14巻では物語が終わらず、続編『東京喰種:re』全16巻が完結編にあたります(合わせて30巻で一つの物語です)。『薬屋のひとりごと』はコミカライズが2種類あり、この棚で扱っているのはビッグガンガン版(既刊17巻)です。もう一方のサンデーGX版は巻数が異なるので、買い足すときに混ざりやすい点に注意してください。『ワンパンマン』は単行本化の際に描き直しが入ることがあり、Webで読んだ内容と単行本の内容が一致しない場合があります。

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