AKIRA

AKIRA

あきら

大友克洋

全6巻・完結6 vol. · Complete

30秒でわかるこの作品30-second overview

緻密な近未来描写と、抑えきれない力の暴走というテーマに惹かれる読者に向いています。

あらすじSynopsis

(ネタバレなし)(no spoilers)

Synopses and notes are in Japanese — ideal reading practice if you're learning the language.

崩壊後の新東京を舞台に、暴走族の少年が超能力に目覚めたことで巨大な陰謀に巻き込まれていくSFアクションです。都市そのものが呼吸するように描かれます。

キュレーターノートCurator's note

一コマ一コマの書き込み量が尋常でなく、80年代に描かれたとは思えない都市の解像度に圧倒されます。友情と力の暴走という単純な軸を、政治・宗教・科学が絡み合う大きな物語に押し広げていく構成力は、後続の作品群への影響の大きさも含めて一度は触れておく価値があります。なお本作は電子版が存在せず、紙の単行本でのみ読める点にご注意ください。

こんな人には向かないかもMight not be for you if

整理された説明や分かりやすい善悪の構図を求める読者には向きません。物語は説明を最小限に疾走し、読者は瓦礫と暴力の中に置き去りにされます。その情報量の暴力ごと浴びるのが正しい読み方で、丁寧なガイドを期待すると振り落とされます。

どこまで読めば良さが分かるかHow far to read

映画版を観た人こそ原作を読むべき作品です。1988年の映画はコミックス4巻より前の内容+独自の結末で、原作の後半(4〜6巻)は映画に存在しない未知の本編です。1巻の冒頭、ハイウェイの疾走シーンで画の圧に痺れたら、あとは最後まで止まりません。

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よくある質問FAQ

情報確認日: Verified: 2026/07/16

映画と原作はどう違いますか?
映画(1988年)は連載途中に作られたため、原作のおよそ前半をベースに独自の結末で締めています。原作全6巻の後半、特に4巻以降の展開は映画では描かれていません。映画を観た人にとっても原作は「続きのある物語」です。
AKIRAの新しいアニメ化はどうなりましたか?
2019年に大友克洋監督自身による新アニメ化プロジェクトが発表されましたが、その後の続報はありません(2026年7月時点)。ハリウッド実写版は2025年に映画化権が講談社へ返却され、白紙になったと報じられています。
全何巻ですか?今の技術で読みにくくないですか?
全6巻です。1982〜1990年の連載ですが、建物の崩壊や群衆の描き込みは現在の漫画と比べても過剰なほどで、古さより密度に驚くはずです。

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